テレビ放送された映画の感想日記

2016年〜


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  2016年1月17日(日)     宇都宮      最高気温 7.8℃      
テレビで放映された「奇跡の人」を録画しておいたのを
今日、見た。 あまり期待をしていなかった映画だったので、 見るのが後まわしになっていたのだ。
それが、感動で涙が止まらない程の映画だった。
この映画は残念な事に、白黒の映画だったのだが、
映画を見始めたら、すぐに画面に、くぎ付けになり、
白黒映画なんて事は全然気にならず、忘れてしまう位。。
「奇跡の人」とは見る、聞く、話す事が出来なかった
ヘレンケラーが、のちに素晴らしい奇跡をおこすと
云う話しだと、思っていたのだが。。

「奇跡の人」とは、ヘレン・ケラーの家庭教師を務めた
アン・サリヴァンのことだったと、この映画を見て始めて
分かった。 サリバン自身も弱視で辛い思いをしてきた。
「う〜う〜」としか言えなかったヘレンケラーを辛抱強く
言葉を理解させる事に成功したサリバンの努力の物語。
三重苦のヘレンケラーを甘やかして育てた家族に
対して、厳しくしつけをしようと取り組むサリバン。
 資料より
 生後19ヶ月で、熱病により眼が見えず、耳も聞こえず、
 言葉も喋れなくなってしまったヘレン・ケラー。
 両親の献身的な行動にも関わらず、ヘレンを受けいれてくれる学校はなかった。
 そんな時、自身も弱視を克服した女教師アン・サリバンが一家の前に現れる。
 サリバンは、文明から隔絶してしまったかのような7歳の少女ヘレンに、
 彼女を取り巻く世界を認識させようと必死に努力を重ねていく…。
 下の写真は、テレビで見た「奇跡の人」の映画の画面をデジカメで撮ったもの。。
 サリバンは甘やかされたヘレンケラーを許さず、躾をし、言葉を教えようとする。
 甘えが学ぶ事から遠ざけていると、サリバンは理解して広大な敷地の中にある小さな家に
 ヘレンケラーと2人だけで住む事になる。
 体当たりでぶつかるサリバンとヘレンケラー。 激しい攻防戦。
 まるでアクションシーンみたいで、見ているこちらまで力が入ってしまう。
 演技には思えないくらい見事なシーンの連続。 でも、やっぱり迫真の演技なのだ。
 三重苦を乗り越えて、世界中から尊敬されるまでになったヘレン・ケラーは、想像を
 絶するような難行を乗り越えて偉人と呼ばれるまでになったのだ。
 しかし、真の偉人はサリバン先生だと私は思う。
 命がけで取り組むサリバン。 あきらめない心が奇跡をよんだのだ。
 サリバン先生とヘレンの心が通じた時、それはヘレンが言葉の存在を理解した時だ。
 涙が止まらなくなった。声を出して泣いてしまった。 ひとりで見ていて良かった〜(笑)
 この映画(1962年公開)で、サリバンを演じたアン・バンクロフトが、アカデミー賞主演女優賞を、
 ヘレン・ケラーを演じたパティ・デュークがアカデミー賞助演女優賞をそれぞれ受賞している。
 本当に素晴らしい映画を見る事が出来て、良かったと心から思った。


2014年にテレビで放映された映画

2013年にテレビで放映された映画

2012年にテレビで放映された映画

2011年にテレビで放映された映画

2010年にテレビで放映された映画

2009年にテレビで放映された映画

2008年にテレビで放映された映画

2007年にテレビで放映された映画

2005〜6年にテレビで放映された映画



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